硬質配線ダクトの選び方にはどのような点がある?

配線ダクトにもいろいろな特徴を持つ、さまざまなタイプのものが販売されていますが、硬質の配線ダクトを使用する場面も多くあるかと思います。

電線などの熱を持ちやすいものとセットにして利用する場合や、ニッパーなどで細かく切り出して利用したい場合など、その用途は幅広いです。ただ、世の中には多くの会社から硬質の配線ダクトが販売されていて、どれを選ぶべきか迷うこともあるのではないでしょうか。値段や強度などといった点はもちろん、さまざまな点を比較した上で、用途や現場に合った硬質のものを選ぶ必要があります。

最初に見るべきポイントは単に強度が高いだけでなく、柔軟性も兼ね備えているかという点です。単に硬度が高いだけでは、日常的に与えられる程度の衝撃には強いですが、急に強い負荷をかけられてしまったときに折れてしまったりということがあります。強さと柔軟性を兼ね備えた、高品質のものを選ぶことが大事です。次に見ておきたいのが環境性能になります。

硬質の配線ダクトには、水銀やカドミウムなど、処分の際に環境に負荷を与えるような物質を使用しているものが中にはあります。このような物質を使用している硬質の配線ダクトを処分すると、環境に負荷をかけますし、中にはそれを理由に不用になったダクトの回収に応じてくれない場合もあるようです。そして、UL規格などの認証を受けている、信頼できる所から買うということも大事です。製品の不具合が即重大事故につながるような現場で利用することもあるため、そうした信頼感は非常に重要になります。

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