ULの認定を受けた配線ダクト
配線ダクトは、建物に照明器具を取付ける際に使う装置です。
開口溝から専用のプラグを使ってライトに電気を供給します。位置の変更や着脱が簡単にでき、プラグやダクトの形状が規格化されているので各メーカーで互換性があります。一般的にギャラリーの証明などによく使われますが、家庭でも部屋の雰囲気作りのために利用する人が増えています。
配線ダクトの種類は多く、最近は天井用配線ダクトも人気を集めています。事務所や教室、工場などで欲しいところにコンセントがない場合や床に配線が伸びて乱雑になっている場合は天井用配線ダクトが便利です。必要な位置に電源を取り出すことができ、床面配線がなくなるので転倒のリスクも避けることができます。本体にプラグを接続するだけで電源を取り出せるので便利です。
プラグの着脱は簡単で、電源の供給位置が変更してもすぐに移設が可能です。配線ダクトの中にはULの認定を受けた製品もあります。ULとはアメリカのイリノイ州にある企業で検査や試験、認証を行っています。認証企業としては世界でもトップクラスで、部品や装置など様々な製品の安全性と機能の基準を認定します。
評価方法を策定して実際に試験を実施して評価を行います。試験に合格した場合はUL認証マークの使用が認められます。ネットショップでも製品の紹介部分にUL認定と記されている商品が数多く存在します。電気製品を対象に活動をスタートしたULですが、現在では産業機器や自動車部品など対象が広くなっています。