lanケーブルのストレートケーブルとは
パソコン周辺機器を購入するとlanケーブルが付属している時があります。
パソコンと接続するためにそのケーブルを入れているのだろうと予想は出来ますが、実際袋から出してみると、パソコンまで届かず長さが足りないとか、逆に長すぎる場合もあります。色に拘りを持つ人なら、そのケーブルの色は部屋の雰囲気に合わないという人もいるかもしれません。ところでそうなると余分に持っているものから探してきて適当に使ったり、家電量販店やインターネット通販で長さに合うものや好みに合うものを購入することになります。lanケーブルならどれでも同じということで、先の条件を満たすもので安いものを購入すると思います。
多くの人はそうやって調達しているのではないでしょうか。実はlanケーブルには長さや色だけでなく色々な規格が存在します。例えばストレートケーブルといったものがあります。ストレートケーブルはパソコンと周辺機器を接続する時に使うものです。もう1つクロスケーブルというものもあり、これは2台のパソコンを繋ぐ際に使うものです。lanケーブル内には数本のケーブルが入っており、それぞれで役割が異なっています。するとケーブル差込口にある端子はそれに対応した並びになっていなければなりません。
そうなるとパソコン同士を繋ぐ際にはクロスケーブルを使わなければちゃんと対応出来ないのです。それゆえに厳密にストレートケーブルとクロスケーブルを使い分ける必要がありました。ありましたという表現になるのは、現在では機器側でそれをチェックしており、例えば本来クロスケーブルを使わなければならないところにストレートケーブルを使っている場合は、機器内部で切り替えを行っているそうです。ですが、古い機器ではそれに対応していない場合があるので、厳密に使い分けをしなければうまく動作しないといったことにもなります。