配線ダクトを美観づくりに活用することもできます

多数のコードやケーブルを収納できる配線ダクトは、機械設備の盤内の美観を保つために使われています。

乱雑になりがちな構内で安全のためにも秩序ある配線が保たれていることが施設管理の基本になります。配線ダクトは、この条件を満たしてくれる美観を維持するための大事なアイテムになるのです。大きなスペースはもちろん小さな空間でも収納することを中心にしてアイデアを出していけば、すっきりした美観をもたらしてくれるのです。身近なスペースに配置することで空間を得ることができます。配線やケーブルが乱雑に床を占有している景観を美観に変化させていくことができるのです。例えば押し入れに配線をまとめて空間をつくりだすこともできます。

配線やケーブルを天井にまとめてしまえば、すっきりした空間が確保できます。配線ダクトを天井に収容して移動できるようにしておけば、床をはっていた無数の配線をまとめて収容することも可能です。よく飲食店などが照明用の配線を配線ダクトの中に収容してブースをつくっています。美観から見て照明設備を自由自在に使用することができ、全体照明ではできなかったスポット照明ならではの良さと空間を生み出しています。

配線ダクトによる工夫を進めていけば、多彩なアイデアで思わぬ空間づくりができます。無駄なスペースを作り出すと、そこを埋めようとする圧力が働くのです。それを排除するためにも、ひとつにまとめるという発想から生まれたアイテムを活用することが効果をもたらします。