ラインを整える配線ダクトの役割

配線ダクトは、電源コードのラインを取りまとめるための製品です。

配線がごちゃごちゃしていれば躓くなどの危険がありますし、見栄えも悪いです。したがって、複数の電源のラインをまとめてすっきりさせる目的で、床や壁にまとめるようにするために配線ダクトは存在します。

配線ダクトの中には、これとは違った発想で作られた商品もあります。従来はレールでまとめるための単純なものが使われていましたが、ダクト自体に電源のラインを作ってそれを天井に配置し、そこから電源をとることができるようなものがあります。

これなら、床や壁がご茶することがなくなるため、学校や事務所、工場など広くて電源を室内の中央部分でも取りたいという時に特に役立ちます。こういった製品は、配線ダクトに電源をとりだすためのプラグを付ければ簡単に利用できるようになっています。レール上ならどこからでも電源をとることができますし、移動も簡単です。

したがって、例えば照明を設置するときにも使われることがあります。電源を手元に持ってきたい場合は、延長用のケーブルも販売されているため、それを使えば近くに電源を持ってこられるので、機器からのケーブルが短い場合でも使いやすいです。

天井からだけではなく、床の下に埋め込んだり、配線がとても薄く敷くだけで使えるといった製品もあるなど、バリエーションは豊富です。設置する目的や予算などに合わせて選ぶことができるので、よく検討すると良いでしょう。